コンセプト

医療・介護施設に"農作業"を

私たちは、医療・介護施設で生活されている方々に
農作業をお届けします。

自然との触れ合いは、幸せホルモン"オキシトシン"が分泌され、
人のカラダやココロに多くの効果があると言われています。
身体的・精神的・社会的健康の維持・向上のため、
日々の暮らしに自然とのつながりを。

期待できる効果

事業内容

『あんじょう』とは、京都では『丁寧に』『上手に』というような意味があります。
あんじょう(丁寧に)してあげなければ、あんじょう(上手に、丈夫に)育ってくれません。
細やかな手間を要しますが、その分立派で美味しい九条ねぎに育ってくれます。

・プランタ、土、苗、肥料など、栽培に必要な物品をお届けします。
・不要になったプランタは回収、新しいものと交換します。
・定期的にスタッフが訪問し、栽培に必要な知識、マンパワーをサポートします。

栽培品目:九条ねぎ、大葉、みょうが、とうもろこし、さつまいも、ぶどう

生ごみの堆肥化

生ごみを肥料に変えて、畑に還元する。
そして畑から農産物と農作業への戻していく。
そのような循環型サイクルに取り組んでいます。

太陽光の活用

太陽光パネルを使用して、化石燃料をできるだけ使用しない取り組みも進めています。エネルギー源をガソリンではなく充電式バッテリーで代替し、農作業に活用することで環境負荷軽減に取り組んでいます。

ごあいさつ

代表取締役
大石 龍(Oishi Ryu)

『医療』×『農業』

看護師14年目の春、病院を退職し、農業の世界へ飛び込みました。
自分自身、建物の中で過ごす時間が長く、自然に触れる機会が少なくなっていた中で、『農業』が医療の現場に必要な分野であることを強く感じての転職でした。

2年半、『こと京都(株)』で独立へ向けた研修を受けさせていただき、一通りの農業技術、栽培管理方法を学びました。
現在はそのノウハウを活かし、九条ねぎを栽培しています。

同時に、医療・介護施設で生活されている方々に、農作業を提供できる仕組み、更には報酬を得てもらえるような仕組みを構築中です。

近年、農業と福祉が連携する『農福連携』、『園芸療法』などが注目されています。
土に自然と手が伸びたり、成長や収穫を楽しみにする。天気を考え、季節を感じる。昔を思い出したり、他者とのコミュニケーションが増える。
農作業を通して自分の役割ができる。それは、心の安定や認知症予防にも繋がります。
弊社では、プランタを活用し、医療・介護施設で農作業ができる仕組みを考えています。

また農作業とは別に、九条ねぎを製品化する作業を委託し、高齢者の方々が報酬を得られる仕組みを作りたいと考えています。
自分のお小遣いができたり、大切な人へプレゼントを買ったり。
農作業で、カラダもココロも動かせる仕組みを作りたいです。

私も農業に携わるようになり約3年、農作業のもたらす可能性や希望を肌で感じている最中です。
より前向きで、より活力のある毎日になるようお手伝いができればと思っています。

Profile(プロフィール)

資格看護師・保健師・認定看護管理者教育課程(ファーストレベル)修了
趣味サッカー、フットサル、クリニカルパス作成、子どもと遊ぶ
2007久留米大学医学部看護学科 卒業
2007看護師、保健師資格 取得
2007洛和会音羽病院 看護師として13年勤務
2019認知症進行、せん妄発症予防のために医療×農業の可能性を模索開始
2020農業生産法人 こと京都(株)独立研究生として2年半研修
2023独立し、株式会社ぐるぐるファーム設立